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    2019.11.11

    REEVES designカタログ撮影

    朝日の差し込む東京湾岸沿いのとあるスタジオ。
    オトコ臭さと女性的繊細なセンスが融合された独特な世界観でREEVES designをメインとした空間が出来上がった。Louisシリーズ ダイニングはデザインされてから15年。歳月が経ってもなおモダンな雰囲気を放ちつつもどこか安らぎを覚えるLouisは曲線美の脚を自慢するかのように朝日を眩く浴び撮影を待ち望んでいるモデルのようだった。

    凛とした雰囲気の中で行われている撮影の反対側では慌ただしく次のカットの準備。

    大まかなイメージを伝えた後、フォトグラファーとスタイリストで細かなカットイメージを共有しセッティング。普段聞くことのない会話は新鮮で1枚の画像を仕上げる為のミリ単位のこだわりが垣間見える。また今回撮影に使用されたカメラのひとつに建築物を撮影するときに使用するカメラも持ち込まれた。

    普段インテリア撮影には使用しないが「ここぞ」という時に登場するらしい。まさに今日の撮影が「ここぞ」だった。構図や光のイメージが決まるとシャッターを切る。どんな雰囲気で撮れているのか・・・

    仕上がりが楽しみだ。

    もしかすると正面よりも美しく見える角度が存在する。いわゆるバックシャンなラウンジチェア。意図的に正面を見せず後ろ姿で魅力と存在感を引き出すチェアはリビングでのこだわりアイテム。ゆったりくつろぐでもなくリビングでちょっと集中したい時は使い勝手がかなりいい。

     

    そして撮影も終盤に差し掛かり日が陰り始めようとする時間帯。

    まるで映画に出てきそうなTEA BREAKのワンシーンのようだ。

    ちょうどその頃スタジオに流れるフランクシナトラのMY WAYがより一層空気感を作る。

    人生最後の時を迎え過去を思い返す歌詞自体はこの景色には重すぎる。かと言って原曲のクロード・フランソワのComme d’Habitudeはあまりにも切な過ぎる。壮大なイメージの曲と歌詞のギャップに一度は聴く価値アリだと思う。

     

    このブログで使用している画像はいずれもスマートフォン撮影によるもので土屋フォトグラファーの画像は後日カタログや紙媒体広告などに使用予定となりますので乞うご期待。

    この綺麗な風景の見えない所で関係スタッフ達が運搬作業・開梱梱包作業に携わってくれたことにとても感謝します。また、遠くからREEVES designが協力体制を取ってくれたことについてはこれから日本でREEVES designのファンを増やす事で恩返ししたい。

     

    SPECIAL THANKS・・・

    photographer      土屋 航

    interior stylist   中林 友紀

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